ジスロマックの特徴

ジスロマックにはどんな特徴があるの?


ジスロマックにはどういった特徴があるのかも知っておく必要があります。そこで今回は、ジスロマックの特徴について考えていきましょう。

リボソームがタンパク質と合成するのを阻害してくれる!


ジスロマックはマクロライド系の抗生物質であり、細菌のリボソームにおけるタンパク質の合成を阻害して細菌を死滅させられるのが作用となっています。ジスロマックはエリスロマイシンの基本骨格に窒素原子を導入して、病巣について薬剤が移っていく可能性が高まることから、半減期も長くなります。それに、副作用や相互作用も他のマクロライド系の抗生物質に比べると少ないというのが特徴です。作用機序(生体に対し薬物が何かの効果を及ぼす仕組み)については、クラミジアなどといった細菌は、増殖するとなるとタンパク質を合成(リボソームと言う部分で行われる)させる必要があります。要するに、ジスロマックを用いて合成される場所となるリボソームを活動できないようにしてしまえば、細菌の増殖も抑えられるのです。

マイコプラズマなどには有効である点も特徴の1つ!


ペニシリン系グラム陽性菌用ペニシリン広域感性ペニシリンもしくは、セフェム系抗生物質セフェム系抗生物質によってショックが起きてしまう可能性は少ないのも、ジスロマックの特徴の1つです。このショックとは、何かの原因によって心機能が抑えられてしまい、脳を始めとして身体中に血液がしっかりと流れていない状態を指します。これはかなり危険と考えられ、ペニシリンによるショック症状は口内異常感,くしゃみ、冷や汗、しびれ感、悪心・嘔吐、尿意・便意、喘鳴(ぜんめい)(ゼイゼイ,ヒューヒューいう呼吸) 、呼吸困難、胸内苦悶、呼吸困難などが挙げられます。また、テトラサイクリン系抗生物質テトラサイクリン系抗生物質に比べると耐菌性は高くありません。それに、これらの薬に比べると有効菌種は狭くなっています。ただ、異形肺炎とも呼ばれるマイコプラズマにはとても有効であると考えられます。さらに、肺炎球菌やインフルエンザ球菌、黄色ブドウ球菌、化膿レンサ球菌、肺炎クラミジアなどといった急性感染症に対して抗菌活性を示してくれます。そして、呼吸器や耳や鼻、口腔内などへの組織移行性も高い点も特徴です。